セキュリティートークン
FF14のシステムの一つに「セキュリティートークン」というものがあります。
不正ログインを防止する、そんなシステムとなっていますね。
セキュリティートークンとは?
さて、今回は「セキュリティートークン」というものを見ていきたいと思います。
まずはセキュリティートークンとは何なのか?というところから。
セキュリティートークンとは「6桁のワンタイムパスワード」が発行されるシステムのことです。
これですね。
これは毎回毎回違う数字が発行されるものとなっていて、導入するとアカウントにログインする度に「アカウント名」「パスワード」以外に「ワンタイムパスワード」を入力することになります。
導入するとログインがちょっと面倒になる
導入すると、アカウントにログインする際通常ログインに加え「ワンタイムパスワードの入力」を求められるということになる。
ということは、ログインするのにワンステップやらなければならないことが増えるんですよね。
となると・・・面倒くさいと感じる方もいらっしゃることでしょう。
わざわざワンタイムパスワードを発行して、それを入力しなければならないんですからね。
ただ、これをする利点というのもありまして、その利点があるからこそFF14運営人も導入を勧めているシステムなのです。
セキュリティートークンを導入する理由
ではその面倒くさいセキュリティートークンを導入する理由とは何なのか?
それは「自分のアカウントに不正ログインされることを防ぐ」ことであります。
FF14をプレイするためにはスクウェア・エニックスアカウントが必要になりますが、そのアカウントに不正に他人がログインしてしまうなんてことがあるんですよね。
これを通称「垢ハック」(※垢=アカウントの事。ハック=ハッキングの事)と呼んだりもします。
アカウント名とパスワードを不正に入手してログインされること。
そうすると本人のフリをしてプレイすることもできてしまうんですよね。
これを「しづらくするために導入するのがセキュリティートークン」ということです。
ログインするための条件を増やすことで、物理的に不正ログインしづらくしてしまおうということですね。
これは確かに有用で、例えばリアルセキュリティでも鍵が1個よりは2個ついていた方が防犯上良いわけで。
それを実現するのが、このセキュリティートークンとなるのですね。
セキュリティートークンは2種類ある
セキュリティートークンには2種類が存在しています。
・ソフトウェアトークン
・ハードウェアトークン
です。
ソフトウェアトークンはスマートフォンなどで利用できる無料公式ツールの一つとなっていて、誰でも簡単にダウンロードして利用することができるシステムです。
アプリを起動して毎回6桁のワンタイムパスワードを発行。
対してハードウェアトークンはUSB形状をしたトークンで、パソコンなどに差し込んで使用します。
こちらは有料となっており、販売されいてます。
ちなみに私が利用しているのはスマートフォンなどで利用できるソフトウェアトークンの方です。
ソフトウェアトークンの注意点
ソフトウェアトークンは無料で利用できて一見いいように見えます。
しかし、1点注意しておかなければならないポイントがありまして。
それが「機種変更やスマートフォンが故障した場合にログインできなくなる」というものです。
セキュリティートークンを利用していると、必ず同じ端末で発行するワンタイムパスワードが必要になります。
そのため、いつでもソフトウェアトークンを外すことができるように「解除パスワード」というものを控えておいた方が良いです。
これを使うことで、ソフトウェアトークンを一時的に解除することができ、新しい端末が来たときに再導入することが簡単にできます。
運営チームも導入を勧めているシステム
セキュリティに効果のあるセキュリティートークン。
こうした背景もあって、運営さんも不正ログイン防止のためにプレイヤーさんへ導入を勧めています。
FF14の数少ないというか、スクウェア・エニックス社が提供している公式ツールなので、安心して導入することもできます。
何かあれば、FF14を制作・運営している会社がバックアップしてくれるわけですからね。
導入後は知りませんなんてことはありませんので、こうしたところもうれしいところです。
スクウェア・エニックスアカウントで利用できるすべてのゲームで適用される
このセキュリティートークン。
結び付けられるのはスクウェア・エニックスアカウントとなっていて、そのアカウントを使うすべてのゲームで適用されることになります。
例えば、私が実際に体験したところとして、ドラクエⅩをプレイしようと導入すれば、それはFF14をプレイしようと思ったときにも適用されているということ。
同じアカウントでプレイしているのであれば、いちいちタイトルごとに設定する必要はないんですね。
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